骨の少ない方のインプラント治療

「骨の少ない方へのインプラント」

 

歯を失った時の治療法の選択肢としてインプラントが広く普及してきました。

ただ、インプラントはあごの骨の厚みがしっかりあることが大切です。

歯周病などで歯を失った方はあごの骨も少なくなっていることもあります。

そこで今回はあごの骨が少ない方のインプラントのGBR法について詳しくご紹介します。

 

 

【インプラント治療時のあごの骨の重要性】

 

インプラント手術はあごの骨にインプラントを埋入するため、あごの骨はインプラントを支える大切な役割があるため、骨の厚みや量が重要です。

あごの骨がしっかりあると、インプラントの定着や予後が良くなります。

ただ、インプラントを埋入するあごの骨が少ないとそのままではインプラント手術ができないケースもあります。

 

あごの骨は歯周病などの感染や、抜歯後の時間経過によって徐々に減少してしまうことがありますが、一度減少した骨は自分の力で戻すことはできません。

 

骨が少なく、そのままではインプラントをすることが難しい場合でも骨を再生する手術を行うことでインプラント手術が可能になるケースもあります。

 

骨の再生療法はそのボリュームによって難易度が変わりますが、当院では各専門医をはじめ、10名以上の歯科医師が在籍し、高度な歯科医療を提供するチーム医療を行っています。

他院で断られた方でも骨を再生する手術を行えば可能な事が多く、当院ではほとんどの症例に対応可能です。

 

それでは、あごの骨が少ない方の再生療法をご紹介します。

 

 

 

【骨の再生療法】

骨がやせてしまうとインプラントが骨におさまらずに露出出てしまう場合があります。

そのような状態になると、インプラントも長期的に安定せず、衛生面や見た目的にも良くない状態となってしまいます。そのため、骨の再生療法を行う必要が出てきます。

 

・GBR法~Guided Bone Regeneration~

 

GBR法は骨の高さや厚みが足りない時にメンブレンという膜や、チタンメッシュ、チタンピン、人工骨や自家骨などを併用して骨造成を促す方法です。

骨を作る量によりますが、4~8カ月程度で新しい骨が再生されます。

 

・ソケットリフト法

上あごにある空洞の部分に自家骨や骨補填剤を入れて押しあげ、骨が再生されるようにする治療法です。

インプラントが骨と結合する期間と、骨が再生する期間で6ヶ月程待ってから歯を入れます。この空洞の部分が持ち上がった所にインプラントを埋入することができます。

 

 

・サイナスリフト法

上顎洞の横の歯ぐきから上顎洞を見えるようにして上顎洞を直接持ち上げて持ち上げたスペースに骨補填剤を入れます。

約半年で骨ができますが、その後インプラントを埋入するのでソケットリフトに比べて期間が長く負担も大きい方法です。

 

 

 

上顎洞までの骨の高さが5mm以上あればソケットリフト、それ以下の場合にはサイナスリフトというのが、一つの基準となっています。

治療前のカウンセリングで患者さんの不安な点や気になる点を解決してチーム医療でインプラント手術に取り組んでいます。

 

骨の量が少ないと他院でお断りされた方も、当院では骨再生療法を行ってインプラント治療ができる可能性が高いもので、一度無料相談をご利用下さい。

 

 

 

 

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