インプラントセミナー M.I.Implant with Precise Planning 3Day HANDS-ON Seminar

 

こんにちは。

柏市、南柏の歯医者、ウィズ歯科クリニック歯科医師の佐藤です。

 

今年の四月・五月・六月の三か月の間、当院のドクター三人でインプラントのセミナーに行ってきました。

M.I.Implant with Precise Planning 3Day HANDS-ON Seminar

講師は東京で開業され、インプラントを第一線で行っている梅田和徳先生です。

精密な情報収集から安全・確実なインプラント(治療計画と実践を行うためのハンズオンセミナー)という内容のセミナーです。

 

不幸にも歯を失ってしまった時、大半の場合、失った歯を補わなければなりません。

皆さんは補綴としてどういった治療法を選びますか?

インプラントは何となく怖いと思って敬遠していませんか?

私は専門の知識があるので、もし、自分や大切な家族が歯を失い、補綴が必要になった場合、条件が合えば、第一選択としてインプラントを勧めます。

 

今回のセミナーでは近代インプラント治療に求められるものというのをメインテーマに勉強してきました。

従来のインプラントでは機能性の向上・不快感の軽減・周囲との調和・高い審美性・長期安定性・安全性というのが重視されていました。

今回のセミナーでは加えて、治療期間の短縮・痛み腫れの軽減・治療期間中の快適さ・メインテナンスのしやすさ・修理の簡便性というのがこれからのインプラント治療において重要なことだと学び、そのために必要な技術を実習してきました。

 

今回のセミナーで一番重要だと改めて確認できたことは治療計画のプランニングです。

まず、患者さんがなぜこのような口腔環境になったかも原因を知ること。

それにより保存可能な歯はどれか確認し、複数の治療計画の立案を行います。

そこで患者さんの求める治療のゴールとの擦り合わせを行い、最終決定は患者さんにしていただき、治療のための準備を始めていくことが基本ですが、やはりとても大事だと感じました。

また、埋入したインプラントが長期的に安定した状態を保つためのテクニック・知識を学びました。

実習ではインプラントをするために必要な骨の増大、またしっかり骨を残すための軟組織(歯肉)の管理をするための手技を学び、練習してきました。

粘膜の管理は基本的な縫合の仕方や、その時々にあった縫合の選択方法、骨が無くなって歯茎が大きくへこんでしまった状態を回復させるために必要な歯周外科まで、豚の顎骨を用いて実習してきました。

骨の増大については、骨が少なくて本来インプラントができない状態でも、骨を造成し、インプラントが長期的に機能するような土壌作りの手技を練習しました。

また、インプラントが骨にくっつくまでの間の仮歯の作り方と歯肉の形の整え方も学んできました。

 

今回のセミナーで学んだことをしっかり反復し、より安全な治療を皆様に提供できるよう、これからも日々精進していきたいと思います。

 

 

 

 

技術・接遇の追求

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