『豆知識』指しゃぶりについて

こんにちは!

柏イオンモール向かいにございますウィズ歯科クリニックの金杉です♫

 
お子さんで指しゃぶりをやめることが出来ない・年齢が上がってもやめる気配がないというお話を伺う事があります
 
今回は指しゃぶりの原因ややめさせる方法、効果的な道具などをご紹介していきたいと思います!
 
 

 

★指しゃぶりをしてしまうのはなぜ?★
 
指しゃぶりは多くの赤ちゃんがしていると言われています。その中でも理由が何個か挙げられます。
 
 
1つは眠い時です。眠たいと自然と指しゃぶりをしてしまうのですが、多くの場合添い乳を求めているサインなので見逃さないようにしてあげて下さいです。
 
2つめは寂しい時や不安な時です。お母さんが周りにいなくなったり遊び相手がほしくなったりした時に頻繁に指しゃぶりをして気持ちを落ち着かせようとします。
 
 
 
★始まりはいつ頃から?そしていつ終わるの?★
 
信じられないかもしれないですがお母さんのお腹の中にいる時から指しゃぶりをしている子が大勢います!
 
産まれてからは個人差があり2ヶ月〜3ヶ月くらいから始まります。この頃は近くにあるものを無意識に吸っているので、指でなくてもしゃぶっている事があります。
生後5〜6ヶ月頃からは歯が生え始めてくるのでムズがゆい感じを紛らわすために指しゃぶりをする事があります。
 
 
1歳を過ぎるとだんだんと興味が別のところに向くので自然となくなり、2〜3歳頃にはほとんどの子がなくなります。
ただし、お腹が空いている・眠たい時にはまだみられる場合もあります。
 
 
 
★歯並びは大丈夫?悪影響はないの?★
 
3歳くらいまでならばまだ乳歯しか生えてなく永久歯に影響はないですが、5歳を過ぎてもまだやめられない場合は歯並びや顎の発達に悪影響を及ぼす可能性があります。何個か例を挙げてみます。
 
 
1.開咬→前歯が噛み合わず、開いている状態
 
2.上顎前突(出っ歯)→上の歯が前に出てしまう状態。出っ歯が原因で上の唇が前に出てしまうので顔の印象も変わってしまいます。
 
3.交叉咬合→噛んだ時に奥歯の噛み合わせが左右ズレてしまう状態
 
 
他にも
・口呼吸になる
・舌ったらずな話し方になる
・顎の発達に影響が出る
・舌で歯を押して飲み込む
などもあります。
 
 
 
★どうやってやめさせればいいの?★
 
4歳を過ぎてもまだやめられない場合はさまざまな事に影響が出てしまうのでやめさせなければいけません。ですが頭ごなしに怒ったり、焦らせたりするのは逆効果になるのでゆっくり話しながら進めていくのが一番です。
 
まずは『指しゃぶりをすることによって悪いことがおきてしまう』というのを言い聞かせてあげて下さい。そうすると4歳であれば理解出来るので徐々にわかってきます。
 
 
それでもなかなかやめられない場合は市販のグッズを使ってみてもいいと思います。
中でも効果的なのが指に苦い味のマニキュアを塗るのが一番良いそうです!
 
 
指しゃぶりは3歳までであればどの子でもやっているもの。ですが自然とやめられないと悪影響を及ぼす可能性があるのでお子さんの成長と共に指しゃぶりも気にしてみるようにして下さい!
 
 
 

 

 

 

 

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