『豆知識』食育~④よく噛んで食べよう~

こんにちは☆

イオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者のウィズ歯科クリニックの間中です♪(^^♪

現在食育について、学んでおり、その中から少しずつですが食育についてお話し出来たらと思っています☆

食育~④よく噛んで食べよう

皆さん、普段よく噛んでお食事されていらっしゃいますか?

 

乳幼児の頃からよく噛むようにすると、顎や身体が丈夫になるだけではなく、

脳が刺激されていき脳細胞の発達にとって大切な栄養をより多く脳に送ることにつながっていきます。

また、よく噛むことは歯並びにも影響します

歯並びが悪いと見た目が悪いだけではなく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

更にはよく噛むことによって唾液の量も増えより良い状況になります。(^^)/

さてその唾液ですが、唾液には様々な働きがありそちらを紹介していきます☆

 

〇味を感じさせる働き〇

舌には味蕾(みらい)という味を感じる細胞があり、唾液で食べ物が分解されることで舌の味蕾細胞に多くの味の成分が浸透していきます。

 

〇食べ物を消化する働き〇 

唾液に含まれる酵素によって食べ物を消化する働きがあり、よく噛み、食べ物に唾液を多く絡ませることによって、食べ物の栄養素をよりよく吸収でき、胃腸の負担を軽くすることに繋がります。

 

〇虫歯や歯周病の予防の働き〇 

口の中は食後、虫歯菌が出した酸によって酸性となり、そのままだと歯が溶けつづけてしまい虫歯になります。

しかし唾液の働きによって口の中を酸性から中性に戻し、歯が溶けることを食い止めてくれます。

また唾液が汚れを流してくれる自浄作用の効果もあります。

 

〇発ガン物質の抑制の働き〇

唾液中の酵素(ラクトペルオキシターゼ)が発ガン性物質を除去してくれます。

 

また他にも、

○熱いものを食べたとき、火傷しにくいように守る働き〇

粘膜は薄く傷つきやすい組織ですが、唾液が粘膜を保護することによって熱いものや冷たいものなどの温度がある刺激や炭酸や酸性などの化学的刺激、魚の骨や硬い食べ物などの機械的な刺激から守ってくれます。

実は唾液がないと、食事をするたびに口の中を傷つけてしまうのです。

 

○話したり、飲み込んだりする時に、舌や口の動きをよくする働き〇

 

唾液によって舌や頬などの滑りが良くなり滑らかな発音が可能になります。

 

 

○風邪などの細菌が体に入らないように守る働き〇

口からは外から多くの細菌が入ってきます。

唾液の中の抗菌物質によって細菌が体の中に入り込まないように殺菌してくれています。

 

○水を欲しがる働き〇

体の水分が少なくなると唾液が減っていきます。

口が渇き喉が渇くことによって身体に水分補給が必要なサインを出してくれます。

 

 

 

…ですが、よく噛むには、歯が健康でなければいけませんよね。(>_<)

 

日本咀嚼学会では、噛むことの大切さを「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語を出して伝えています。

(卑弥呼が生きていた時代と現代人の食事の噛む回数を比べると約1/6倍に減っているといわれています。以前ブログでも紹介されています☆)

 

 

「ひ」 肥満予防

よく噛むことで満腹中枢が刺激されていきます。

「み」 味覚の発達

よく噛むことで唾液の分泌が促され味がよくわかるようになります。

「こ」 言葉(発音)の発達

よく噛むことで顔の筋肉が発達し、発音が明瞭になり表情も豊かさにつながります。

「の」 脳の発達

よく噛むことで脳細胞が活性化していきます。

「は」 歯の病気

よく噛むことで唾液の分泌が促され虫歯、歯周病の予防になります。

「が」 ガンの予防

よく噛むことで唾液の分泌が促され、唾液中の酵素が発ガン性物質を除去していきます。

「い」 胃腸の働きをよくする

よく噛んで食べ物を細かく砕くことで胃腸への負担を和らげてくれます。

 

「ぜ」 全身の活力を生む

しっかり噛むことで全身に力が入り、体力・運動能力の向上に繋がります。

 

健康な身体作りの為にもよくかんで食べましょう!!(●^o^●)

 

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