柏イオンモール向かいの歯医者さん、ウィズ歯科クリニックの日ノ沢、松本、大貫です!
先日株式会社グランジュテ、伊藤裕子さんの主催するトリートメントコーディネーター育成セミナーを受講しました。
Zoomにてオンライン形式で行われ、全三回の内容でした!
トリートメントコーディネーター(TC)とは、先生と患者様の間に立ち、治療の内容や流れをお伝えし、患者様に納得して治療を進めてもらう為の言わば調整役の役目があります。患者様のニーズや悩みを探る為の最適なヒアリング方法や、自由診療におけるコンサルテーションのやり方等、計9時間のコースで学びました。
患者様満足度日本一を目指し、当院を選んでくださった全ての患者様に寄り添った対応ができるよう、今後とも精進してまいります!
日ノ沢
TC塾で特に印象に残った内容は、架空の患者様の口腔内を拝見し治療の流れを作成していくワークでした。
本セミナーでは、その作成した治療計画を他院さんと共有することができたので、自身の課題点が浮き彫りとなり改善点が見つかり多くの学びがありました。
今回のセミナーを受けて、患者様が抱える悩みや思い描く治療などの希望を汲み取り、先生に橋渡し役として繋げ、患者様に寄り添った接遇ができるよう日々実践改善を繰り返し身につけています!
松本
近年デジタル化が進んでおりますが、患者様ひとりひとりの立場に立ち、悩みや訴えを聞き出すには対話のほかありません。
例えば歯を白くしたいといって来院された患者様にTCが介入し、何か大きなイベントを控えていることや、白くという漠然だったものが芸能人の〇〇みたいな歯のようになりたい!といったゴールを聞き出すことができたのであれば、患者様の満足度が大きく変化します。
求めていることを理解すること。
またそれに即して必要な情報提供を行い、治療法を提案すること。
ここまでがTCの役目です。
セミナーでは、実際に治療計画を立てたり、他の医院のTCさん達と意見を交わしたりなど新しい発見が沢山ありました。多くの患者様に信頼されるTCになりたいと強く思いまし
大貫
私は日々、患者様とお話をする時間を頂き一人ひとりの患者様のお話をしっかりと聞くこと、またその患者様にとってベストな治療をお選び頂くための情報を提供することに全力を注いでいます。
しかしながらまだまだ未熟で、知識も経験ももっとつけなければ本当の意味で患者様に寄り添うことが出来ず、上手くいかなかったような気持ちになるカウンセリングもあるのが現状です。
「もっと○○様に寄り添えたカウンセリングが出来たのではないか」「○○様にはあのことも伝えてあげれば良かったな…」と後悔することもあります。
そんな中、セミナーを受けたことで1人でも多くの患者様にベストな治療法をお選びいただく為の知識や伝え方を学ぶことができました。
受けてからというものそれぞれのカウンセリングや、補綴物の説明でも一人ひとりに合った説明を少しずつできるようになり、また自由診療をお選び頂くことも増えたように思います。
自由診療は患者様の歯の寿命や、今後の人生を豊かにするためにも欠かせない治療方法です。
患者様によっては、費用の面で選びたくても選べない方もいらっしゃいます。
そんな方にもデンタルローンの詳しいお話や医療費控除、例を上げながら費用について詳しくお話をすることによって、不安解消に繋がったり1歩を踏み出すきっかけ作りになることもあります。
例えば60代の方で、歯を失ってしまった方が今後の人生を豊かにするためのベストな治療であるインプラントをする上で100万円の費用がかかるとします。
インプラントはメンテナンスをすれば半永久的に自分の歯のように噛んで食事を楽しむことができる可能性が非常に高いです。
例えば、平均寿命の84歳まで生きたとして、あと24年あります。1年で41,667円、1ヶ月で3,472円、1日で116円しかかからない計算になります。
もし費用をパッと見てすぐに入れ歯を選択された場合、お手入れの面でも時間を取られますし、異物感や違和感などといったデメリットは避けられません。
(人にもよりますが、キウイフルーツやイチゴなどのつぶつぶの入った食べ物やお肉などの固いものも食べるのが難しくなるそうです。)
入れ歯等で食事が楽しめなくなってしまったり、不便な思いをしたりほかの歯に負担がかかりまた悩みが増えてしまうよりもしっかりと長い目で見たランニングコストを考えてベストな治療方法を選んだ方が豊かな人生を送ることができるのです。
しかし、ほとんどの患者様が歯に対する知識や治療方法、費用に関する知識をあまり持っていないのも現状です。
私たちが情報を提供することや、その患者様へしっかりと向き合い、この患者様に後悔のない選択をして欲しいという強い思いをもつ必要があります。
私たちがしっかりと寄り添えたかどうか、その結果が患者様が後悔のない治療方法を選ぶことに繋がるのです。
それはどの治療方法を選んだとしてもそうだと考えます。
私は何の情報も分からず、その時の気持ちや考えで患者様が治療方法を選び後悔することのないように、日々寄り添っていければと思います。