インプラント治療は痛くない?痛みが出るタイミングや対処法を解説!
こんにちは!千葉県柏市イオンモール柏向かいにある、ウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会認定医の小川です!
天然歯と同じように食事や会話を楽しめることから、インプラント治療を希望する方が増加しています。
しかし「インプラント治療は痛くない?」「手術をするのは怖い」「手術後は痛くないの?」など治療に伴う痛みを不安に思う方は多いです。
今回はインプラント治療は痛いのか?また痛みが出てしまった場合の対処法もご紹介するので、痛みが心配で治療に踏み切れない方はぜひ参考にしてください。
インプラント治療は痛くない?
インプラント治療ではインプラント体を歯槽骨に埋め込む外科手術を行います。手術中は麻酔をするため基本的に痛みは感じません。
しかし麻酔が切れたあと痛みを感じることがあります。痛みの程度や感じ方は手術の侵襲などによって人それぞれ異なります。
痛みのピークは一般的に手術後2〜3日だと言われています。7〜10日程度経過すると、落ち着くことが多いです。
インプラント治療で痛みが出る理由
インプラント治療で痛みを感じるのは外科手術を伴うためです。手術の所要時間は1本あたり10〜30分程度ですが、インプラント体を埋め込む際はさまざまな作業を行います。
埋入手術の流れは、以下のとおりです。
・歯茎を切開する
・ドリルで歯槽骨に穴をあける
・インプラント体を埋入する
・歯茎を縫合する
歯茎を切開したことや、骨を削っていることが影響して痛みを感じます。特に切開の範囲や骨の削る量が多いと強い痛みを感じやすいでしょう。
しかし骨を削る範囲は広くありません。痛みを感じても痛み止めを服用すればコントロールできる場合が多いです。
またメスを使った大きな切開が不要な、切ったり縫ったりしなくて済むフラップレスインプラントという手術もあります。
外科的侵襲(腫れ・出血・痛み)が少なく出血や腫れ、痛みが少なく済み、また治癒も早くなるという利点があります。
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抜歯とインプラント治療の痛み
「インプラント治療と抜歯では、どちらのほうが痛くない?」と疑問に思う方も少なくありません。
埋伏している親知らずを抜歯するときと、インプラント治療を受けたときの痛みを比較しました。
<抜歯とインプラント治療の比較>
処置 | 埋伏している親知らずの抜歯 | インプラント治療 |
---|---|---|
所要時間 | 1本あたり15〜60分 | 1本あたり10〜30分 |
骨を削る量 | 歯の生えている向きによって異なる | インプラント体1本分 |
痛みのピーク | 抜歯後2〜3日 | インプラント手術後2〜3日 |
症状 | 痛み・腫れ・出血・発熱・頭痛 | 痛み・腫れ |
埋伏している親知らずを抜歯する場合、生えている向きによっては多く骨を削らなくてはなりません。
骨を削る量が多いと強い痛みを感じ、痛みとともに発熱・頭痛を伴うこともあるでしょう。
インプラント治療の際、骨を削る量はインプラント体1本分です。難しいとされている埋伏している親知らずの抜歯に比べると、歯槽骨にかかる負担が少ないといえます。
インプラント治療で痛みが出るタイミング
「人工歯を装着したあとも痛くないの?」と不安に思う方もいるでしょう。インプラント治療中に痛みを感じる事があるのは手術後です。
人工歯を装着したあとは、痛みを感じることなく自分の歯と同じように食事を楽しめます。
インプラント治療で痛みが出る主なタイミングは、以下のとおりです。
・インプラント手術後
・抜糸
・骨造成や歯茎の手術後
インプラントの治療期間は2か月~1年ほどに及びますが、インプラント体が顎の骨と定着するのを待つ保定期間が大半を占めます。
治療期間中は常に痛みが続くわけではなく、特定のタイミングで痛みを感じるのです。
インプラント手術後
上項でも少し触れましたが、インプラント手術後に痛みを感じる方が多いです。一般的に痛みのピークは2〜3日で7〜10日で落ち着きます。
強い痛みを感じる方は少なく、手術後に処方される抗生物質と痛み止めでコントロールできる場合がほとんどです。
抜糸
手術後は歯茎を縫合した糸を抜きますが抜糸の際に痛みを感じる場合や、少しだけ出血する場合があります。抜糸は基本的にすぐに終わり大きな痛みを伴いません。出血もすぐに止まることが多いです。
骨造成の手術後
インプラント治療前の精密検査で、骨密度や厚みがインプラント治療を受けるには十分でないと診断される場合があります。
インプラント体を埋め込む前に骨造成の手術を行う必要があります。骨造成や歯茎の手術後3日をピークに約7日間、痛むケースがあります。
インプラント治療による痛みへの対処法
インプラント治療の間できるだけ快適に過ごすためには、痛みへの対処法を知ることが大切です。
特に痛みを感じる前に対策することで、痛みを軽減できるでしょう。
痛くなる前にできる対策
インプラント手術後、痛くなる前にできる対策は、以下のとおりです。
・鎮痛剤を服用する
・激しい運動をしない
・安静にする
・アルコールを摂取しない
・湯船につからない
インプラント手術後には抗生物質が処方されます。炎症を抑える効果があるので、処方された抗生物質は必ず服用しましょう。
手術後は、激しい運動やアルコールの摂取、入浴を避け、できるだけ安静にしてください。血行がよくなると痛みを感じやすいです。
口内を清潔に保つことも重要ですが、激しくうがいするのは控えてください。血が止まらなくなるなど、トラブルにつながる可能性があります。
痛くなってからできる対策
手術後に痛くなってきたときは、以下の対策を試してください。
・安静にする
・濡れたタオルで冷やす
痛くなったときは、我慢せずに痛み止めを服用しましょう。インプラント治療後に痛くなっても、痛み止めでコントロールできる場合が多いです。
できるだけ安静にし、患部を冷やしてください。冷却シートを貼る、氷で冷やすなどは避けましょう。冷やしすぎると痛みが増強する場合があります。
濡れたタオルを顎にそっと当て、交換しながら冷やしてください。
注意したほうがよい痛みの種類
上述した対処法を実施すれば痛みが落ち着くことが多いですが、注意したほうがよい症状もあります。
・痛み止めを服用しても激しい痛みが続く
・10日以上経っても痛みが続く
・痛みが悪化する
・口内や唇がしびれている
・口を閉じられない
・鼻から血や膿が出る
痛み止めが効かないほどの激しい痛みがある場合や、10日以上経っても痛みが続く場合は、歯科医院を受診しましょう。
鼻から血や膿が出る、口や唇がしびれる、よだれが垂れるなどの症状がある場合も、何らかのトラブルが起きている可能性があります。
痛みが長く続く場合や悪化する場合、痛み・腫れ以外の症状がある場合は、歯科医院を受診してください。
まとめ
インプラント治療では、インプラント体を埋め込む手術のあとや、骨造成のあとに痛みを感じることがあります。
しかし強い痛みが常に続くわけではありません。手術後の痛みのピークは2〜3日で、7〜10日で落ち着きます。痛みが出る前に対策することで、痛みを軽減できるでしょう。
一般的には日常生活を送れないほどは痛くないことが多いです。痛み止めを服用することで十分にコントロールできます。
「インプラント治療を受けたいけど痛くないのか不安」という理由で治療を躊躇している方は、一度カウンセリングを受けるとよいでしょう。
少しでも気になることがありましたら、柏の歯医者「ウィズ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。
当院では切らない縫わないフラップレスインプラント治療を行っています。
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これにより上記の腫れ、痛み、出血を大幅に押さえることが可能です。
千葉県柏市のウィズ歯科クリニックでは国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医が四名在籍し、セカンドオピニオンや無料相談も受け付けおります。
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