前歯のインプラントについて
こんにちは!イオンモール柏の向かいにございます、ウィズ歯科クリニックです。
前歯を失った時の治療は選択肢がいくつかありますが、お話する時や笑った時に見える部分なので見た目が気になる場所です。
前歯の治療でもインプラント治療がありますが、審美的な面にもしっかり対応する必要があるために奥歯に比べて前歯のインプラント治療の難易度は高くなります。
そこで今回は前歯のインプラントについて詳しくご紹介します。
【上の前歯は審美性を重視】
上の前歯の6本は笑った時に『スマイルライン』と呼ばれ目に付きやすい特徴があります。
スマイルラインは下の唇に自然につくラインで上の歯がそのラインに沿っていると自然な見た目で整った歯並びと考えられています。
この6本の歯で口元の印象を決めるので前歯のインプラントをする場合には歯の色だけでなく土台のアバットメントの素材や形など細部にまでこだわることが大切です。
審美性が優れているのは、ジルコニアという金属を使わない人工ダイヤモンドの素材が強度もあり、透明感も優れているのでおすすめです。
土台であるアバットメントと被せ物のクラウンもジルコニアにすると歯肉が退縮した場合でも金属部分が見えることはなく、歯ぐきが黒ずむ心配もありません。
【上のあごの骨の量や歯ぐきの厚み】
上の前歯の骨の量は下の歯に比べて少ないことが多いです。
インプラントをする時にはあごの骨がインプラントの支えになるので、骨の量が少ないと安定感が変わるので、あごの骨の量は重要です。
あごの骨の量が少ないとインプラントがしっかりと安定せず、トラブルの原因になることもあります。
歯周病の悪化や抜歯後、歯がない期間が長いと骨に刺激が伝わらず、骨が少しずつ減少します。
あごの骨が減ったままではインプラント手術が難しいので骨を増やす手術や骨移植を行う必要があり、インプラントの難易度が更に上がります。
それに伴ってあごの骨の量が減っていると歯肉の厚みも減っていることがあります。
インプラントを埋め込んでから仮歯を入れ、歯ぐきの形態をチェックして厚みが足りない場合、またはそれが予想される場合には結合組織移植術を行うこともあります。
前歯のインプラントは審美性も重視するため、スマイルラインに配慮しながら素材も自然で透明感のある素材がおすすめです。
前歯のインプラントはお口の印象を左右する大切な部分なので審美的な面も考慮して治療を行っていますので、前歯のインプラントが気になった際はお気軽にご相談くださいね。