インプラントコラムインプラント関連情報を積極的に発信しています

こんにちは。

イオンモール柏の向かいにございます、ウィズ歯科クリニック歯科医師の根本です。

先日、当院で使用しているCamlogインプラントのセミナーに参加してきました。

今回のセミナー内容は、インプラントの抜歯即時埋入の手技についてです。

通常、抜歯後約三ヶ月の抜歯窩治癒を待ちインプラント埋入手術を行います。

その後、インプラント体が骨に固定（オッセオインテグレーション）されたことを確認し上部構造を装着します。

そのため、治療完了までに六ヶ月ほど期間がかかってしまいます。

今回、セミナーで学んできた手技はその名の通り抜歯直後にインプラントを埋入するものです。

これにより最終的な上部構造を装着するまでの期間を大幅に短縮することができ、処置回数も減るため患者様の負担を軽減することができます。

また、状態によっては処置当日に仮歯まで装着することもでき審美的負担も軽減することもできます。

抜歯即時埋入インプラントは上記のようなメリットもありますが、適応症が限られており高度な技術を要します。

例えば、インプラント体を固定するだけの骨が残ってない場合や根尖病巣が大きい場合、歯周病が進行している場合などは抜歯即時埋入の適応外になってしまいます。

また、抜歯時に歯間乳頭の温存やインプラント体埋入後、骨とのスペースに人工骨を補填するなどの技術も必要になってきます。

簡単な治療ではありませんが、私たちは進化する治療技術に対して最良の医療を提供できるよう日々勉強しております。

インプラントに関してやお口のことで困っていることがあればお気軽にご相談ください。

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