歯の健康を取り戻す喜び!インプラントにしてよかった7つのメリット!と4つのデメリット
こんにちは。千葉県柏市イオンモール向かいにございます、ウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会認定医、歯科医師の小川です!
インプラントは多くのメリットがあり非常に魅力的な治療方法です。実際多くの患者様が「インプラントにしてよかった」と思われています。
一方、デメリットやリスクもあるため注意が必要です。
今回はインプラントの7つのメリットと4つのデメリットについて解説します。
インプラントにしてよかったと思える7つのメリット!
インプラントは、入れ歯やブリッジと並ぶ、失った歯を補う治療法です。以下に、インプラントにしてよかったと思えるメリットを7つご紹介します。
見た目が自然である
インプラントの最大のメリットは、金属を使用しないため、非常に自然な見た目に仕上がる点です。パッと見ただけでは、人工歯だと気づく人は少ないでしょう。見た目にこだわりたい方にとっては、インプラントにしてよかったと思える最大のメリットといえるのではないでしょうか。
歯の見た目が美しいと、笑顔を自信をもって見せることができます。特に、写真撮影や動画撮影が趣味の方、または職業上、人との接触が頻繁にある方にとっては、自然な見た目のインプラントはおすすめです。
発音に影響が出にくい
入れ歯やブリッジと比較すると、インプラントは違和感が非常に少ないといわれています。その理由は、インプラントが顎の骨にしっかりと固定されることにより、安定した噛み合わせを保つことができるからです。その結果、発音に影響を与えることなく、はっきりとした会話を楽しむことができます。
言葉を滑らかに発することは、人間関係の中でのコミュニケーションの質を向上させる要素の一つです。特に、ビジネスシーンや人前での発表など、正確な発音が求められる場面では、違和感の少ないインプラントにしてよかったと心から思えるでしょう。
噛み心地がよい
インプラントは非常に頑丈で、ステーキやおせんべいなどの硬い食べ物もご自身の本来の歯のようにしっかりと噛むことが可能です。実際にインプラントを使用している人は、自然な噛み心地を実感しており「インプラントにしてよかった」と思っている方も多いようです。
好きなものを自由に楽しむことができるのは、日常の生活の質を向上させる大きなポイントといえます。特に、食事を楽しみたい、食事の制限をしたくないという方にとっては、インプラントがおすすめです。
お手入れが楽である
インプラント治療は、その機能性や耐久性だけでなく、お手入れのしやすさからも多くの方に選ばれています。たとえば、入れ歯を使用する場合、取り外してから専用の洗浄液に浸けて清潔に保つ必要がありますが、この洗浄液も定期的に購入するコストや手間が発生し、日常のお手入れがやや煩わしく感じることも少なくありません。
一方、インプラントはそのような面倒なケアを必要としません。インプラントを装着したあと日常の生活においては、ご自身の本来の歯と同様に歯磨きを行うだけで十分です。特別な手間や追加のコストを気にすることなく、日常を過ごせます。
噛み合わせが悪化しにくい
歯が抜けた際、そのすき間を放置しておくと、周りの歯が徐々に移動してきてしまうことがあります。その結果、全体の噛み合わせが崩れてしまうリスクが高まるのです。
噛み合わせが悪化すると、食事時の不快感だけでなく、顎関節のトラブルや筋肉への負担など、さまざまな問題が生じる可能性があります。
しかし、インプラントはしっかりとした土台があるため、長期的にみても噛み合わせが悪化しにくいです。
ほかの歯を削る必要がない
従来の入れ歯やブリッジの場合、欠損部を補うために周囲の健康な歯を削ることがあります。健康な歯を傷つけることになり、結果的にその歯の寿命を縮めるリスクが生じます。
しかし、インプラントは顎の骨に直接固定するため、周囲の健康な歯を削る必要がありません。
長期的に使用できる
インプラントは丈夫な素材で作られており、耐久性が高く、継続的な負担にもしっかりと耐えることが可能です。さらに、定期的な歯科受診と適切なお手入れを心がけることで、インプラントを長期間にわたって使用できます。
つまり、一度インプラント治療を受ければ、その後のメンテナンスさえ適切に行えば、何十年という長い期間、そのメリットを受けられるのです。インプラントに比べて入れ歯やブリッジは耐久性が劣るため、調整や再製作が必要になることも多くあります。長期的に使用できるインプラントに「してよかった」と思う方も少なくありません。
インプラントのデメリット・リスクも理解しよう!
インプラントのメリットは多いですが、デメリットがないわけではありません。インプラント治療を受ける前に、デメリットやリスクも理解しておきましょう。
インプラント周囲炎のリスクがある
インプラント治療後は「インプラント周囲炎」に気を付けなければなりません。インプラント周囲炎はインプラント特有の感染症で、インプラントの歯周病とも呼ばれています。インプラント治療を受けた人の中には、インプラント周囲炎によってインプラントが使用できなくなる方もいらっしゃいます。
インプラント周囲炎は、インプラントが埋め込まれている方なら誰にでも発症のリスクがある疾患です。主な原因として、日常の口腔ケアの不足から細菌感染が進行しこの炎症が発生することが考えられます。炎症が進行すると、インプラントの周りの骨が徐々に溶けてしまい、最終的にはインプラントを支えることができなくなってしまいます。
インプラント周囲炎を予防するためには、日常のブラッシングや定期的なメンテナンスを徹底することが非常に重要です。インプラント治療を受けたあとも、口内を清潔に保ち続けることで、治療の成功と長期的な安定を得ることができるのです。
治療費が高額になる
インプラントは自由診療であるため、歯科医院によって費用が異なり、保険診療に比べて高額となることが一般的です。具体的には、1本のインプラントを施術する際に約30~50万円程度の費用が発生することが多いです。
高い治療費用は、患者様にとって大きな負担となる可能性があります。
しかし、インプラントのメリットも考慮すると、その価格に納得する方も少なくありません。定期的なメンテナンスを行えば長く使用することが可能であり、自然な見た目と噛み心地を得られる点などがメリットとして挙げられます。
インプラント治療を選択する際は、その費用とその後のメリットを天秤にかけ「本当にその価値があるのか」という点をしっかりと検討することが大切です。適切な判断をするためには、さまざまな治療法の情報を収集し、信頼のおける歯科医師との相談を重ねることをおすすめします。
治療期間がやや長い
インプラントのデメリットとして挙げられるのが、治療に要する手術とその後の待機期間です。
具体的には、インプラントを取り付けるためには、まず歯茎に人工の歯根を埋め込む手術が行われます。そしてこの手術のあと、埋め込んだ器具が顎の骨にしっかりと定着するまで、一定の待機期間を要します。この期間中、インプラント体と骨が結合し、強固な土台を形成するのです。
しかし、この待機期間の長さが、治療のデメリットとして考えられるポイントです。従来、インプラント治療を開始してから治療を完了させるまで、3か月から半年程度の時間がかかりました。そのため、短期間で治療を終えたいと考える方には、この待ち時間が苦痛に感じられるかもしれません。
ただ近年は骨との結合スピードが早いインプラントもあり、1か月から2,5か月と治癒機関が大幅に短縮されています。
既往症によっては治療が受けられない
インプラント治療は誰でも受けられるわけではありません。具体的には、顎の骨の状態、体質や持病によって、治療が断られることがあります。特に注意が必要なのは、重度の心臓病、腎臓病、糖尿病などの既往症をもつ方です。これらの病気は、インプラント治療の際に合併症を引き起こすリスクが高まる可能性があるため、治療を進める前に十分な検討が必要です。
インプラント治療を検討されている方で、上記のような持病がある場合は、必ず担当医や専門の歯科医師に相談し、適切な治療方法や対応を決定することが重要といえます。
まとめ
インプラント治療は、入れ歯やブリッジに比べてメリットが多く「インプラントにしてよかった」と思う患者様も多くいます。
一方でインプラント周囲炎という疾患のリスクがあり、これが原因でインプラントが機能しなくなるケースもあります。インプラント周囲炎は、日常の口腔ケアの不足や適切なメンテナンスの欠如から引き起こされることが多いため、治療後のケアが非常に重要です。治療を受けたあとも適切な歯磨きや定期的な歯科受診を行い、口内を清潔に保つことが求められます。
インプラント治療を検討する際はメリットとデメリットをしっかりと理解し、長期的な視点で判断を行うことが大切です。
当院では国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医が三名在籍し、セカンドオピニオンや無料相談も受け付けおります。
少しでも気になることがありましたら、柏の歯医者「ウィズ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。