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吉留英俊先生のインプラントライブオペ見学レポート

こんにちは。千葉県柏市イオンモール柏向かいにございますウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医の佐藤です。

先日、昨年のインプラントZEROセミナーや、今年2月にハワイ大学で行われたカダバー実習でお世話になった吉留英俊先生によるインプラントライブオペの見学に参加してきました。見学の場となったのは、福岡県北九州市にある吉留先生の分院、ペガサス歯科クリニック本城駅前院です。見学を通して、吉留先生のインプラント技術を直接学ぶ貴重な機会を得ることができました。

インプラントZEROセミナー

https://www.with-dc.com/info/6890/

https://www.with-dc.com/info/7483/

 

この日は5件のインプラントオペが予定されていましたが、時間の関係で4件の手術を見学しました。それぞれのオペが異なる症例であり、非常に充実した内容でした。

まず一つ目の症例は「抜歯即時埋入即時負荷」という手法を用いたものでした。この手法は抜歯後すぐにインプラントを埋入し、固定が得られた段階で仮歯を装着するというものです。この治療法は患者様にとっても大きな負担軽減になりますが、埋入の正確さと迅速な判断力が要求される高度な技術です。吉留先生のスムーズな手さばきと的確な判断力は、非常に印象的でした。

抜歯即時埋入法とは

https://www.with-dc.com/implant/immediate/

次に見学したのは、「サイナスリフト」の症例です。この手術は、上顎の骨量が不足している患者様に対して行われる手術で、上顎洞(サイナス)を挙上し、骨補填剤を入れる事でインプラント埋入が可能な状態を作り出します。同時にインプラントを埋入するためには上顎洞の形状や位置を正確に把握し、無駄なく骨造成を行う技術が必要であり、長年の経験と研鑽を重ねた吉留先生ならではのものでした。

三つ目の症例は「ソケットリフト」の症例です。これは、サイナスリフトよりも侵襲が少ない方法で、インプラントを埋入するための骨の高さがわずかに不足している場合に行われる手術です。インプラントを同時に埋入することにより、患者様の負担を最小限に抑えつつ、成功率を高める工夫が施されていました。

サイナスリフトとは

https://www.with-dc.com/implant/gbr/

最後に見学した手術は、一般的なインプラント埋入手術でした。この手術では、特別な手技が求められない分、基本的な技術の確実さと正確さが重視されます。吉留先生は、一つひとつの工程を丁寧に進め、正確なインプラント埋入を行っていました。この手術を通じて、インプラント治療の基礎的な重要性を改めて実感することができました。

どの手術も吉留先生による丁寧な解説が加わり、手術の意図や手技の選択理由を学ぶことができました。また、見学中に口頭試問も行われ、技術的な理解を深める機会をいただき大変勉強になりました。

今回の見学を通じて、インプラント手術におけるさまざまな手技や患者様ごとの対応方法について多くのことを学ぶことができました。今後も技術と知識の研鑽を続け、今後の自分の診療にも大いに役立てたいと思います

 

当院では国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医が三名、インプラントコーディネーターも在籍し、セカンドオピニオン、無料相談も受け付けておりますのでご連絡をお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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