インプラント治療の型取りは痛い?最新技術と安心ポイント
こんにちは!千葉県柏市イオンモール柏向かいにある、ウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会認定医の小川です!
インプラント治療を受ける際、初めて治療を受ける方にとって「型取りの手順は?」「痛みや不快感があるのでは?」といった疑問や不安を抱えるのではないでしょうか。
この記事では、インプラント治療における型取りの具体的な方法や最新の技術である口腔内スキャナーを用いた「光学印象(デジタル印象)」の特徴まで、初心者の方でも分かりやすく解説します。この記事を読むことでインプラント型取りに関する不安を解消し、安心して治療を進めるための知識を得られます。ぜひ最後までご覧ください!
インプラント型取りの流れは?初めてでも安心の全ステップ
インプラント治療の型取りは補綴物の適合や噛み合わせの精度を左右する非常に重要な工程です。ただ、「どれくらいの時間がかかるのか」といった疑問を抱く方も多いでしょう。ここでは、型取りに必要な時間や、型取りから治療完了までの期間についてわかりやすく解説します。
1回の型取りに必要な時間はどのくらい?
インプラントの型取りにかかる時間は方法によって異なります。従来の方法では準備や硬化時間を含め30分から1時間程度が一般的です。一方、最新の口腔スキャナーを使った光学印象では、型取りが10~20分ほどで完了することが多く、患者さまの負担が軽減されます。光学印象は短時間で精密なデータを取得できるため、特に忙しい方や型取りに不安を抱える方にとって理想的な選択肢といえます。
また、型取り後の補綴物作製には通常2週間から1か月程度の時間が必要ですが、CAD/CAMシステムを利用すれば最短1週間ほどで完成する場合もあります。治療スケジュールを歯科医師としっかり相談し、安心して治療を進められるよう具体的な期間を確認することが大切です。
型取りの方法と選択肢
型取りには、従来の印象材を用いた方法と最新の口腔内スキャナーを用いた光学印象(デジタル印象)があります。従来の方法ではシリコン印象材を口腔内に注入し硬化させますが、嘔吐反射を伴う場合があるため、患者様にとって不快感を感じることも少なくありません。一方、光学印象は専用スキャナーで短時間に精密な3Dデータを取得できるため、患者様の負担を大幅に軽減することができます。
型取りの方法には以下の3つがあります:
アルジネート印象:手軽に使用でき、短時間で硬化するため患者様への負担が少ない一方、精度はやや劣ります。
シリコン印象:精密な型取りが可能で、インプラントの上部構造の型取りとしては最も一般的な方法となりますが、硬化時間がやや長いです。
光学印象(デジタル印象):専用スキャナーを用いることで、印象材を使わずに短時間で精密なデータを取得でき、不快感を感じにくいのが特徴です。
特に光学印象は、嘔吐反射がある方でも快適に受けられるため、近年注目されています。
治療完了までの流れ
型取りが完了した後、歯科技工士が補綴物(被せ物やアバットメント)を作製します。この作業には通常2週間ほどかかります。補綴物完成後は噛み合わせや適合を調整し、最終的にインプラント体に補綴物を装着して治療が完了します。治療後は定期的なメンテナンスを行うことで、インプラントを長期的に維持することが可能です。
型取り中の痛みや不快感への対応策
型取りに関する不安として、「痛みや違和感はあるのか?」という点を気にされる方も多いです。しかし、歯科医院ではこうした不安を軽減するためのさまざまな工夫がなされています。また、最新技術を活用した治療法も選択肢として広がっています。この章では、型取り中の痛みや違和感についての具体的な情報と、その対処法をご紹介します。
型取りに対する不安への対応策
型取り中に痛みを感じることはほとんどありませんが、歯ぐきが敏感な場合や外科治療後のタイミングでは、不快感を覚えることがあります。歯科医院では局所麻酔使用して歯ぐきの痛みを和らげたり、患者様の口腔内に合ったトレーを選んで圧迫感を軽減します。また、近年普及している光学印象は、こうした不快感を大幅に軽減できる方法として多くの患者様に選ばれています。型取りが不安な場合は、遠慮せずに歯科医師に相談しましょう。症状や状態に応じた最適な対応を提案してもらえるため、安心して治療に臨むことができます。
嘔吐反射や緊張がある方への対応策:安心の工夫とは?
嘔吐反射が強い方や治療に対して緊張を感じる方も少なくありません。従来の型取りでは、特にトレーが喉に近い部分に触れることで「えずきそう」と感じる場合もありますが、光学印象を活用することでトレーを使わずに型取りを行うことで嘔吐反射のリスクを大幅に減らすことが可能です。また、緊張しやすい方のためにはチェアの角度を調整し、リラックスした姿勢で治療を受けていただけるよう配慮されています。
型取りに不安がある場合は、遠慮せず歯科医師やスタッフに相談することで、自分に合った方法を提案してもらえます。
最新の型取り技術「デジタル印象」とは?その特徴とメリット
最新の型取り技術である「光学印象」は、従来の型取り方法を大きく進化させた技術です。この方法では患者様の口腔内を専用のスキャナーを使用し、口腔内の状態を精密な3Dデータを作成します。従来の型取り方法ではシリコン印象材を使用した型取りでは嘔吐反射を引き起こしたり、硬化中の不快感が課題とされていましたが、光学印象ではこれらの問題が解消され、短時間でより正確でスピーディーな型取りが可能です。
さらに、デジタルデータは保存・送信できるため、補綴物作製までの期間が短縮されるという利点もあります。治療の効率化が進むと同時に、治療後のデータ管理や将来的なメンテナンスにも活用可能な点が患者様にとっての大きなメリットです。
精度が治療結果に与える影響:満足度の高いインプラントを目指して
光学印象の精度は従来型取りに比べてよりも格段に向上しており、ミクロン単位の精度を実現し、補綴物の適合性を大幅に向上させます。この精度により、患者様の噛み合わせや見た目に優れた仕上がりが得られ、装着後の違和感が軽減されます。また、型取りの精度が高いことで、技工士による補綴物(インプラント上部構造)の修正が少なくなり、完成までの期間が短縮されることもメリットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。インプラント治療の型取りについてや最新技術の光学印象や痛み・不快感への対応策、治療スケジュールについて詳しくご紹介しました。インプラント治療の型取りを安心して受けるためには全体の流れを理解することが大切です。特に、デジタル印象の導入により型取りの精度と快適さが大きく向上しています。
この記事が、治療を検討中の方や型取りに不安を感じている方にとって役立つ情報となれば幸いです。気になる点やさらに詳しい内容を知りたい方は、ぜひ専門医にご相談ください。
当院では国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医が四名、インプラントコーディネーターも在籍し、セカンドオピニオン、無料相談も受け付けておりますのでご連絡をお待ちしております。
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