歯ぎしり食いしばりしてませんか?

こんにちは。

千葉県柏市にあるイオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者、ウィズ歯科クリニックです。

 
 

歯ぎしり食いしばりしてませんか?

歯医者を受診した際に指摘された方、多いのではないでしょうか。

私達がお聞きした際にも、「良く言われます」や「自覚したことがなかったです」とおっしゃる方など様々な答えが返ってきます。

実際のところ口腔内を見た時にそういった症状がみられる方は結構いらっしゃいます。

歯ぎしり食いしばりはそれほど歯に影響はないのではないか…と考えがちですが、

習慣化してしまうと口腔内では歯周病や顎関節症のリスクを高めます。全身では肩こりや頭痛などの原因にもなるため対処が必要になります。

 

 

 

 

歯ぎしり食いしばりの種類

クレンチング…上下の歯を強く噛みあわせる習癖の事で、いわゆる食いしばりです。無意識に非常に強い力が歯にかかってしまいます。音がしないので気が付かないうちに歯がすり減ったり、顎が痛んだり、肩こりするようになったりします。

 

グライディング…上下の歯を「ギリギリ」とすり合わせるタイプで、最も多く見られる歯ぎしりです。比較的高範囲に歯が削れていきます。

 

タッピング…上下の歯を垂直に動かして「カチカチ」ならす歯ぎしりです。強く擦り合わせるグライディングやクレンチングに比べると、歯や顎への負担は少ない方です。

 

歯ぎしり食いしばりの原因とは

原因は明確にはなってはいないのですが、人によって強いストレスにより無意識のうちに顎に力が入ったり、歯ぎしりをする事でストレスを発散しようとしたりします。

他にも、何かに集中するあまり歯を“ぐっ”と食いしばっていたり、歯並びの悪さなどで噛みあわせが安定しないため歯ぎしりをしてしまっていたりします。

 

歯ぎしり食いしばりの影響

・顎関節症…顎に強い負担がかかることにより痛みがでたり、口を大きく開けられなくなるなどの症状が出てきます。

・歯の摩耗・割れ…歯がすり減ったり、あまりに強い力がかかりすぎると歯にひびが入ることで痛みや染みる症状が出てきます。セラミック素材のものを使った詰め物や

 被せものの場合も割れてしまったり、被せものが取れたりすると細菌が入って再び虫歯になったりすることがあります。

・骨隆起…顎の骨に過度に力が集中して、そこにこぶ状の骨隆起が出来ることがあります。骨隆起自体は悪くありませんが、

 発音や入れ歯に障害が出ると切除する必要があります。

・歯茎や骨への影響…歯ぎしりをすることで歯と歯茎の隙間が広がって歯周病が悪化したり、

 歯を支える骨に負荷がかかって最終的には歯がグラグラ揺れてくる恐れがあります。

・インプラント…天然歯には歯根膜というクッション材があるので強い噛み合わせの力を分散させることが出来ますが、人工歯であるインプラントには歯根膜がありません。

 そのため歯ぎしりによる強い噛み合わせはインプラントに直接加わってしまうのでインプラントの人工歯を破損したり、摩耗させてしまいます。

 

歯ぎしり食いしばりの対策

夜間無意識に行われる歯ぎしりや食いしばりには、ナイトガード(マウスピース)を装着することで、咬み込むことで生じる歯への負担を軽減させることができます。マウスピースは健康保険でつくることができます。

 

 

 

ストレスの原因と思われる事柄から距離を置いたり考えすぎないようにすること

・上下の歯が触れていないのが正常な状態なので、触れ合ったままだと疲れが溜まってくるため、集中している時などに自分で歯が触れていないかなどを意識して顎の力を抜くようすること。

リラックスしている時に頬の辺りをマッサージしてこわばりをとる

といったことも大切です。

人によって歯ぎしりのや食いしばりの症状が違うため、気になる方は歯科医院へご来院されることをおすすめします。

 

 

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