【症例】【左下3本欠損をインプラントブリッジにて治療した症例】

こんにちは。

千葉県柏市にあるイオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者、ウィズ歯科クリニックの歯科医師小澤です。  

 

今日は3本欠損してしまった部位に対して、インプラントブリッジにて補綴したケースをご紹介させていただきます。

 

左下の6,7番を数年前に失いましたが、違和感が強く義歯を使用していなかったために5番に強い負担がかかり抜歯を余儀なくされてしまいました。

 

3本欠損となると義歯の大きさも以前より大きくなってしまうために、親知らずの抜歯も行いインプラントにて治療していくことになりました。

 

 

インプラントの本数についてですが、ブリッジの場合は主に以下のような要因にて決めていきます。

 

・インプラント間の距離

 インプラントは土台の装着後にソーサライゼーションという歯槽骨頂部の皿状の骨吸収が起こります。

これは正常な生体反応で、インプラント周囲組織の再構築として起こるのですが、インプラントー天然歯、インプラントーインプラント間距離が近すぎると通常より大きな骨吸収を引き起こしてしまいます。

これが長期的にインプラント周囲炎を引き起こすことにもなってしまうため、インプラントと天然歯は1.5㎜、インプラントとインプラントは3.0㎜の距離を開けなければなりません。

 中間欠損といって前後に歯が残っている場合は、距離に制約が出てしまうため、これを考慮して本数やサイズも制約を受けることがあります。

 

・力学的な考慮

 3本ブリッジであればインプラントは最低2本、

4本ブリッジであれば部位によっては2本、できれば3本、

5本ブリッジであれば3本、

といったようにインプラントブリッジの土台となるインプラントの本数は、その部位の解剖学的な条件や力学的な条件を加味して検討します。

 

・清掃面

 事前にワックス等で最終的な歯の形を制作し、咬み合わせや見た目だけでなく日々の清掃がしやすいか、メンテナンスが行いやすい形態かという点も考慮します。

 

・治療費用

 ここで重要な要素のひとつとして費用もあげられます。

 上記の条件を加味して無理なく長期的な安定を考慮したうえで補綴設計を立てます。

 当院では治療内容の相談後に数パターン見積もりを作製することも多いです。

 

以上のような点を踏まえて今回はインプラントの土台2本、かぶせ物3本のブリッジでインプラント治療を行いました。

 

 

千葉県柏市のウィズ歯科クリニックでは当院このように複数の治療パターンが出てくる際はしっかりと長期的な目線でのメリット、デメリット、費用面等総合的にご説明し、納得していただいたうえで治療をすすめていきます。

 

専門のカウンセラーも在籍していて、なかなか歯科医師には話しにくいこともカバーできるように環境を整えています。

 

お悩みの際はセカンドオピニオンも受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

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