【症例】【下顎両側最後方臼歯のフラップレスインプラント症例】
こんにちは。
千葉県柏市、南柏の歯医者、ウィズ歯科クリニックの歯科医師佐藤です。
コロナ禍の中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?当院も緊急事態宣言解除を受け、感染対策に十全に注意を払いながら外科処置の方を再開し、順次行っております。
今回は先日、私が担当させて頂いたインプラント治療について紹介させて頂きたいと思います。
今回行った症例は60代男性の患者様で左右の下顎最後方歯を欠損した症例です。
元々、右下の奥歯は欠損しており、左の奥歯は残っていたのですが、長年の負担が蓄積して、保存不可能な状態になってしまった為、抜歯を行いました。
患者様の希望によりこれ以上歯を抜きたくないとの事だったので、10年・20年先の事を考えて、左右の欠損をインプラントで補綴していく治療法です。
従来のインプラントの治療計画だと左右別々にオペ日を設定し、1回目のオペから痛みが落ち着いた後に反対の部位に再度オペを行うという治療期間も長く、2次オペも含めて痛みも数回にわたって耐えて頂くという辛い治療になる予定でした。
レントゲン写真とCTによる精密検査を行ったところ、患者様の骨が十分に残っているのがわかりました。
患者様に当院のオプションであるSMOPというサージカルガイドを用いたフラップレスインプラントを説明したところ、患者様に快く承諾して頂いたので、SMOPを使用し左右同時にインプラント埋入オペを行いました。
今回、患者様に選択して頂いたプランのメリットとして歯肉を切らないのでメスを使わず、痛みはほとんど出ません。
なので左右同時に行っても痛みは少なく、歯肉の形態もキャップを付けることにより2次オペも不要になり、治療期間を大きく短縮できます。
実際のオペも歯肉切開・縫合の手順が不要のためオペ時間もかなり短縮できた上に術後のレントゲン写真より私が術前にプランニングしていた位置にしっかりとインプラント体を埋入できていることが確認できました。
後日、術後の痛みについてお聞きしたら、当日は軽度の違和感があり、痛み止めを服用したが次の日からは痛みはなかったとおしゃっていました。
後は、インプラント体がしっかり骨にインテグレーションするのを定期的にチェックし、約3ヶ月後にアバットメントと言われる土台とセラミック上部構造の型取りを行っていく予定です。
今回のオペは第一に患者様の痛みや負担を軽減でき、不自由な時間もかなり短縮出来たと考えられるので術者である私にとってもとても有意義な時間でした。
これからもより一層患者様に寄り添い、技術と知識の研鑽を深め、皆様のお役に立てるよう精進していきたいと思います。
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