【症例】歯の隙間が気になる ダイレクトボンディング

柏市、南柏、イオンモール柏向かいの歯医者 ウィズ歯科クリニックの歯科医師佐藤です。

 

今回はダイレクトボンディングの症例を紹介したいと思います。

 

20代の男性ですきっぱが気になるということで来院されました。

 

 

 

 

こういった前歯に隙間のある状態にはいろいろな原因があります。

 

もともと歯が並ぶ顎の骨の大きさに対して歯の大きさが小さく、隙間が出来てしまう場合や、かみ合わせによって歯が動いてきて開いてきてしまう場合、舌の癖があって舌に押されて外側へ出てきてしまった場合などがあります。

 

すきっぱになってしまった原因を診断し、その原因を取り除かなければさらに動いてきてしまいます。

 

そのためしっかりと診断し、その対策について相談したうえで治療方法を選択していきます。

 

治療方法としましては、矯正やかぶせ物、そしてダイレクトボンディングがあります。

 

以前は矯正といえば針金を付けて長期間にわたって歯を動かすというイメージが強いかと思いますが、当院では見た目では分からないマウスピース矯正も行っております。

 

期間もこの程度であれば3~6ヶ月程度と短期間で、費用も通常の矯正治療と比較して1/3から1/4ほどに抑えることができます。

 

かぶせ物になった場合は2本分となり、歯を削らなければならないこと、セラミックで行うとそれなりに費用がかかってしまいます。

 

そこで歯を削らずに接着技法を用いて行うダイレクトボンディングという手法を今回は用いました。

 

初診時に診断、模型の型取りを行い、それを元にワックスにて理想の形を作り、二回目に患者様に確認していただき同意後、ダイレクトボンディングを行います。

 

 

 

 

審美治療となるので保険適応外になりますが、1本2万円(税別)、この症例では2本4万円(税別)と、矯正治療やかぶせ物と比較すると費用はかなり抑えられること、期間、回数もかなり短縮できます。

 

ただデメリットとしては、材料の維持を接着のみに頼るため、かみ合わせが強かったりすると外れてしまったり、長期的にみると着色してきてしまうということもあります。

 

こういったそれぞれの治療の特徴や、治療期間や費用、永続性等もしっかりと説明し、患者様のライフスタイルや要望にあった治療を選択していただけるよう当院では配慮しております。

 

同じように歯並びや見た目でお悩みの方がいましたら、ご相談のみでも受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

 

日々技術と知識の研鑽を行い、患者様へ質の高い医療を提供できるよう精進して参りたいと思います。

 

 

 

技術・接遇の追求

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