『豆知識』フッ素って何?‽

こんにちは。

イオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者のウィズ歯科クリニックの衛生士の石田です。

フッ素という言葉はよく聞くと思いますが具体的にどんなもので、どんな作用があるのか皆様ご存知ですか??

今回はフッ素について詳しくお伝えしていきたいと思います(´v`o)

 

まず歯科医院で行うフッ素とはフッ化物を歯に直接塗布することによって歯を強くするという方法です。

綿球で塗ったり歯ブラシで塗ったり方法はいくつかあり、歯科医師や歯科衛生士など専門家が行う方法です。

 

では、そのフッ素の役割とはなんなのでしょうか。

①歯質の強化
食事をすると口腔内は酸性に傾いていきます。フッ素は歯の質を強くし、口腔内が酸性になっても溶けにくい歯を作ります。

②再石灰化の促進
酸によって歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着するのを助けます。

③細菌の酸産生の抑制
歯ブラシで落としきれなかった歯垢の中に潜んでいる虫歯原因菌の働きを弱め、酸が作られるのを防ぎます。

フッ素の利用方法は、毎日使用する歯磨き粉でフッ素配合をするものを使用することと歯科医院でのフッ化物塗布を併用していくことで、より効果的になります。

以前は歯磨き粉のフッ化物の上限濃度は1000ppmでしたが現在の上限濃度は1500ppmと500ppm上がりました。日本では国際基準と同様にフッ素1500ppmを上限として配合されたハミガキの販売が始められました。

 

歯磨き粉を購入される際は是非フッ素の濃度を確認してみてくださいね☆

 

そして、歯みがき後のうがいはなるべく1回にし全て流し切らないようにし、1~2時間くらい飲食は控えるようにすると効果的です。

 

また、いつごろからフッ素を塗ったらいいのかといい質問がよくありますが、歯が生えた1歳頃からでも定期的に塗布を受けることが可能です。

 

お子様の歯を守るためにも歯科医院で相談してみてください。 

大人の方でも歯周病で根元が露出した歯のむし歯予防などに効果があると言われています。
使用する方へ注意して頂きたいのは、フッ素は虫歯になるリスクを少なくするだけになります。

 

塗っていれば虫歯にならず、甘いお菓子をだらだら食べていたり、歯を磨かなくても良いというわけではありません。

重要なのは生活習慣と歯ブラシがになりますのでしっかり覚えておくようにしましょう。

 

虫歯になってから治療するのではなく、その前の予防が大切です★

 

フッ素について何かご不明な点などがあればお気軽にドクタースタッフへご相談くださいね ♪

 

 

 

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