『豆知識』仕上げみがきはいつまで?嫌がる時のコツは?

こんにちは!ウィズ歯科クリニックの金杉です?

 
毎日とても暖かい日が続いていますね!桜も満開になっているところも多いですね?
帰り道に夜桜を見ながら帰るのが最近の日課です!
 
お子様の乳歯が生え揃うといろいろな食べ物を食べられるようになり、食事の楽しみも増えますね!しかし同時に心配しなければならないのが虫歯です。
 
お子様のメインテナンスの際に親御様から『仕上げ磨きはいつまでやったらいいの?』『嫌がって出来ない』とお聞きすることがあります。
 
今回はお子様の健康を守るために知っておきたい仕上げ磨きの時期・方法・嫌がる時のコツをお話したいと思います。
 
★まず仕上げ磨きとは?
基本的に子供が自分で歯磨きをした後に大人が歯ブラシで子供の歯を磨くことです。
自分で歯ブラシを持てるようになっても小さな子供は歯の隅々まで磨くことが出来ず汚れが残ってしまい、そのままにしてしまうと虫歯になってしまうため仕上げ磨きで子供の歯を清潔に保つ必要があります。
また、小さな子供はヘルペス性歯肉炎・溶連菌感染症などお口のトラブルを伴う病気にかかりやすいです。
毎日お口の中をチェックしておけばお口のトラブルも早期に発見出来ます。
 
★いつからやった方がいいの?そしていつまでやった方がいいの?
 
始めるタイミングは乳歯が生え始める6~8ヶ月くらいです。
最初から出来るようにしようとはせず、まずは歯ブラシに慣れてもらうことが大切です。
 
続けた方がいい時期は基本的には小学4年生くらいまでです。
混合歯列期といって乳歯と永久歯が両方生えている時期があります
この時期は乳歯が抜けて下から永久歯が生えてくるのですが完全に生えきっていないときは段差が出来てしまいそこに汚れが溜まります。
永久歯が生える途中は背が低いため歯ブラシが届きにくく、生えたての永久歯は表面が弱いので虫歯になりやすいです。
 
思春期も始まりなかなか仕上げ磨きをさせてもらえないとお聞きすることがあります。
 
お子様の成長に合わせて対応してあげて下さい。
 
★やり方は?
体勢は年齢に合わせて変えてあげて下さい。
0~1歳:抱っこ磨き
1~3歳:寝かせ磨き
3歳以上:座らせ磨き
磨く時は虫歯になりやすい場所(歯と歯の間・噛み合わせる部分・歯と歯肉の境目)を意識して歯ブラシの面を直角に当て、優しく動かして下さい。
 
奥歯の溝の部分は溝に沿って手前にかき出すように磨くと汚れが取れます。
側面はお口を少し閉じてもらうとほっぺたと歯の間にスペースが出来るので磨きやすいです!
 
★嫌がる時のコツは?
嫌がっている時に無理にやると逆効果になってしまいます。
歯磨き=嫌なものと記憶されてしまうと歯磨き自体やらなくなってしまったり雑になってしまいます。
嫌がるのには理由があるのでそれを聞いて取り除いてあげるといいでしょう。
そして歯ブラシは楽しいものと根気強くお話ししてあげて下さい。
 
★そして実際やる時は
・キャラクターの力を借りる
・短時間で終わらせる
・子供と磨き合いっこする
・タイミングを見つける
・とにかく褒める!
 
これらを組み合わせてやると意外と仕上げ磨きがすんなり出来るので試してみて下さい!
 
メインテナンス時に親御様にも仕上げ磨きのお話をさせていただいてますがほんとに綺麗に磨けているか心配…とお聞きすることもあります。
どこにどれだけ汚れが残っているか確認できる染め出し液を使ってみるのも良いと思います。
 
当院でも出来るのでもしやってみたい!というお子様がいらしたらぜひお声がけ下さい!
 
お子様の歯を守るためにも仕上げ磨きは大切なのでぜひ頑張ってやってみて下さい!

千葉県柏市ウィズ歯科クリニックでは小児歯科学講座在籍の歯科医師が在籍しております。詳しくはこちらをご覧下さい。

 

 

『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。

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