『豆知識』乳歯について⑨~空隙

こんにちは☆

イオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者のウィズ歯科クリニックの間中です♪(^^♪

乳歯についての本を読み、

その中から、少し乳歯についてお話出来たらと思います☆

今回は、空隙についてです★( *´艸`)

空隙とは

 

歯と歯の隙間のことで、保有率は歯並びに影響します。

 

 

子供は歯並びが完成した後、歯と歯の隙間がみられることがよくあります。

 

その隙間にも意味があります。(#^^#)

 

空隙は霊長類に共通してみられる空隙(霊長空隙:上の乳側切歯と乳犬歯の間にある空隙と下の乳犬歯と第一乳臼歯の間にある空隙をさす)と顎の成長とともに出現してくる発育空隙とがあります。

 

 

どちらの空隙も歯並びのために利用されるものですが、全てのお子さんにみられるものではありません。

 

上顎では、霊長空隙と発育空隙の両方がみられる割合が90%近くになりますが、

下顎では両方の空隙のある子供は70%程度であり、上顎に比べて下顎では空隙の保有率が低くなります。

 

そして空隙がある子とない子では、その後の歯並びに大きな影響があることが知られています。

 

空隙がないお子さんは、おおよそ67%の割合で歯並びが悪くなる可能性があると報告されています。

 

逆に空隙の総和が5mm以上あると、永久歯の叢生(そうせい:歯と歯が重なるなど、歯並びが悪くなる)の可能性は5%以下という報告もあります。

 

では発育空隙はいつ頃からみられるのでしょうか。

 

特に変化の大きい時期が5歳から6歳ころといわれ永久歯の歯冠がつくられ萌出が開始するころ空隙が目立つようになります。

 

仕上げ磨きの時は、虫歯予防だけでなく将来の歯並びのことを考え空隙がどの程度あるのかを観察することも大切です。

『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。

柏市の歯医者 ウィズ歯科クリニック

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