『豆知識』食育~⑨3歳までは甘いものは遠ざけて
こんにちは☆
イオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者のウィズ歯科クリニックの間中です♪(^^♪
現在食育について、学んでおり、その中から少しずつですが食育についてお話し出来たらと思っています☆
食育~⑨3歳までは甘いものは遠ざけて
近年の研究では、小さいころから様々な食べ物を食べる、
“食経験”
が豊富なお子さんほど、好き嫌いが少ないと言われています。
更には人間の味覚は3歳までにほぼ決まり、8歳頃までに確定すると言われています。
舌には味蕾(みらい)という味を感じるセンサーの役割をしているものがあり、この味覚センサーを子どもは大人の3倍も持っています。
そのため、子どものほうが味に敏感で、好き嫌いも多くなります。
小さな子どもは、
本能的に甘いものを好み、
苦味や酸味を避ける傾向にありますが、
繰り返し多くの味を感じさせてあげることで、成長するにつれて本能的に避けていた味が
“馴染みのある味”となり
“好き”
に変化していくと言われてています。
反対に、幼い頃に偏った食事ばかりしていると、成長してもそれ以外の味に馴染めず
“嫌い”
となり、好き嫌いの多い大人に成長していきます。
好き嫌いが多くなってしまえば、栄養も偏り、健康に影響が出る可能性も高くなります。
そうならないために、小さな頃からさまざまな味の体験をさせてあげることがとても重要で大切になります。
9つにポイントをまとめました☆(*^^*)
①様々な素材の味を取り入れる
濃い味付けは舌の感覚をまひさせます。
重要なのは
“素材の味”
です。
そのために基本の食事は薄味にして、さまざまな種類の“食材の味”がわかるように食べさせてあげることが重要です。
また、食べないからといってすぐに諦めないで下さい。何度も食べていくうちに受け入れられるようになることが多いです。
またその時に味付けや食感を少し変えるなどの工夫をしてあげると良いかもしれません☆
②砂糖、油脂などが多く含まれるものは避ける
砂糖や油脂がたくさん使われた食事は依存性が高く、
“病みつき”
になりやすくなります。
特にお砂糖の甘さは、魅力的な味となります。
こういった食べ物ばかり食べていると、ほかの味を受け入れ辛くなるという影響があります。
③だしを使用し繊細な味を覚えてもらう
お子さんには濃い味の調味料ではなく、だしで味付けをし薄味にするのが良いです。
また顆粒だしは、かつおや昆布のだしに比べて香りが弱く、味覚に定着しづらいと言われています。
④野菜を積極的に食べる
子どもが嫌いになりやすいといわれているのがやっぱり“野菜”ですよね。
ですが、この対策とは素材の味がしっかりある“本当においしい野菜”、野菜の本来の味が濃く感じられる野菜で、特に農薬を使わずに有機肥料で愛情を込めて作られた新鮮な野菜は、野菜本来の甘味やうまみが感じられるので参考にしてみてください。
⑤食べる時間を楽しく
楽しい経験と味覚は繋がっているといわれています。
味覚を育てるには食事を“楽しい”と思ってもらうことが実はとっても大切です。
「甘いね」「ちょっと苦いけどくせになるね」など大人が積極的に味を言葉で表現してあげることで味への理解が深まっていきます。
またみずみずしい、コクがあるなど多くの表現をすることで子どもたちの言語力にもつながります。
⑥亜鉛を含むものを摂る
亜鉛という栄養素は、鉄分の次に人体に多く含まれている必須微量栄養素で、正に人間にはなくてはならない栄養素になります。
その働きは、免疫機能を整え、自然治癒力を高めたり細胞分裂(人間の成長)を促したりしてくれて、不足すると、味覚障害を引き起こすこともあると言われています。
特に日本人の亜鉛摂取量は少ないと指摘されています。
⑦よく噛む
味蕾は舌だけでなく上あごやのどにも分布しており、よく噛むことでおいしさをより感じることが可能となります。
5つの基本味があることを意識して噛むと「甘じょっぱい」などその複雑に組み合わさった味覚を意識することが出来るようになります。
よく噛んで食べることは、消化も助けることにつながりますが「味わう」という事にも大きく影響していきます。
口の中で食べ物が細くなればなるほど、多くの味蕾に食べ物がふれて味を感じる事ができます。
⑧味の種類を多く取り入れる
味は“甘味・塩味・酸味・苦味・うま味”の5つの基本味から認識されますが、豊かな味覚を形成するのには“経験”が必要となります。
さまざまな味を感じる事で、味覚も育ちます。
⑨ファーストフードやインスタントは控える
ファーストフードの歴史は日本ではまだまだ浅く、ここまで普及してきたのは数十年前からです。
ファーストフードは全体的に味が濃いです。
更には強い味覚に子供の頃から慣れてしまうとそれが普通となり、本来の味がわからない味覚障害の原因ともなります。
ファーストフードばかりだと、亜鉛が不足しイライラやキレる原因にも繋がります。(>_<)
参考にして頂ければ、幸いです☆
『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。
柏市の歯医者 ウィズ歯科クリニック
04-7145-0002