【症例】自家歯牙移植
こんにちは!
イオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者、ウィズ歯科クリニックです。
今日は親知らずを利用して、抜歯した部位に移植を行った症例を紹介します。
20代女性で歯が取れて痛みで来院された患者様です。
かなり虫歯が進行してしまい、歯根も短い為保存ができない状態でした。
ここで、歯が無くなった場合ですが、インプラント(人工歯根)、ブリッジ、入れ歯などの治療方法があります。
これらは、どれも人工物で歯を修復する治療方法です。
どの治療方法も健康な歯と決定的に違う所は、歯と骨の間にあるクッション、いわゆる歯根膜が無いという点です。
この歯根膜は、咬み合わせたときにクッション材になったり、骨の再生や、歯周病細菌の侵入を防ぐなど、歯を守るのにとても大切な組織です。
歯牙移植は、この歯根膜を残し、最大限に利用することで、必要のない親知らずを有効利用する方法です。
まずは患歯の抜歯を行い、膿や汚れを取り除き、親知らずを抜歯します。
まだ親知らずの周りには歯根膜が残っております。
この後、移植床を形成し、移植を行います。
しっかりくっついてから、根の治療や補綴処置を行っていきます。
術後8か月程ですが、非常に安定しています。
食事もご自分の歯のようにしっかり咬めるとのことです。
このように歯牙移植は歯根膜を保存でき有効な方法ですが、適応症が限られております。
さらにインプラント治療の方が簡単で期間も短く済みます。
しかし、歯牙移植は保険適応で費用を抑えられること、歯を防御する歯根膜の保存が出来ます。
状態により適応が限られてしまうため、詳しくはご相談ください。
ウィズ歯科クリニックでは、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします。
『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。
柏市の歯医者 ウィズ歯科クリニック
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