『豆知識』乳歯について① ~乳歯形成期~
こんにちは☆
イオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者のウィズ歯科クリニックの間中です。
最近乳歯についての本を読み、
その中から、少し乳歯についてお話出来たらと思います☆
まず乳歯は胎生7週ころから短期間でつくられ寿命は6~10年です。
そしてその歯は、赤ちゃんがお腹にいるときから出来始めます。
受精後、脳、眼、心臓などがつくられ始める胎生3~6週のすぐあと、胎生7週のころから歯の種(歯胚という)がつくられます。
すなわち、歯は非常に早く形成される器官の1つで、それだけ重要だといえます。
歯の種がつくられ、その後、胎生4ヶ月から6ヶ月にかけて歯胚が成長し、石灰化が起こります。
乳歯の特徴は、種から歯が完成するまでの期間が永久歯に比べ非常に短いということです。
乳歯の前歯は、出生時には、歯冠(白い歯の部分)がほぼ完成し、最終的には生後1~2ヶ月で完成します。
実に1年程度で完成するのです。
乳歯の奥歯も同様で、種から歯が完成するまでは2年以内です。
そのため、永久歯のように、じっくり時間をかけて一生涯使える強靭な歯がつくられるのではなく、乳歯は非常に短期間につくられるため、寿命は6~10年程度です。
すなわち、乳歯は長期間の使用に耐えるように設計されていないため、乳歯から永久歯への交換期があります。
そして、乳歯がつくられる時間の大部分をお母さんのお腹の中で過ごすため、お母さんが病気になった場合や、薬を飲んだ場合は、乳歯は影響を受け、歯の形成不全(エナメル質や象牙質の硬さなどに問題がある)や褐色線(部分的な形成不全)、着色などが生じることがあります。
是非赤ちゃんが生まれてからではなく、生まれる前から歯の大切さを考えてあげて下さい。(´艸`*)
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柏市の歯医者 ウィズ歯科クリニック
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