『豆知識』歯ブラシについて

こんにちは!
ウィズ歯科クリニックの本吉です(^o^)

今回は手用の歯ブラシについてのお話です!!

手用歯ブラシはお口の中の汚れを取り除き、清潔に保つためのものです。
歯の表面や歯肉付近に蓄積するプラークや食べカスなどを除去できます。
また、汚れをとるだけでなく、ブラッシングによる歯肉への適度な刺激は歯肉のマッサージにもなり、歯周疾患予防の役割もあります。

しかし、その使用法を誤ると歯肉の損傷、退縮、歯の根っこの露出、くさび状欠損を招くこともあります。

歯ブラシには一般的なもののほかに
・電子歯ブラシ
・小歯ブラシ
・ゴム製ブラシ
・ワイヤーにナイロン毛を直毛した歯間ブラシ
・舌ブラシ
・義歯用ブラシ
・介護用自助ブラシ
子供が楽しくブラッシングできるように工夫されたおもちゃの歯ブラシ

などなど…

様々なブラシがあります。

一般歯ブラシにも毛部分の形態が様々です。

★密毛型
毛が密集しています

★直線平切り型、直線段切り
市販の歯ブラシに多く、毛が一直線でお口の中のすべての部位に届きやすいです

★山切り型
歯と歯の隙間に適合し、矯正用によいです。しかし、こちらは歯肉の境目の清掃効果がよくありません。

★タフトオンリー型
ある特定の部位、最後の歯の裏側や矯正装置部、歯と歯の間や歯が重なって一般の歯ブラシでは届かないところを清掃するのに用います。

また市販されている歯ブラシにはやわらかめ、ふつう、かための段階に分類されており、お口の中の状況で使い分けできます。

子供や成人にはかためかふつうの歯ブラシを、歯肉炎や歯周炎の方にはやわらかめの歯ブラシをおすすめしています。

さらに毛の形態にはラウンドカット、先が細くなったテーパード、さらに細くなった先端極細加工などがあります。
多くの歯ブラシはラウンドカットになっていてプラークをよく除去できますが、歯周病予防には向きません。
しっかりと毛先が歯肉溝に入る先端極細加工などは歯周病予防によいですがやわらかいのでプラークが若干残りやすいです。

状況や年齢に応じて歯ブラシもかえていく必要があります。
少し小さめのものを選んだほうが細かい操作がしやすいです。
目安としては下の前歯の舌側に楽に入るものがよいでしょう。

私は歯が小さく、高さもないのでマキシマが一番フィットし、綺麗に汚れをとることができます。
ゲンキという歯ブラシは人気が高いですが、私はこの歯ブラシだと磨き残しが多くなります。
ご自身に合った歯ブラシを見つけることがとっても重要です!
是非いろいろな歯ブラシを試してみてくださいね。

そして、使用したあとは一般的に歯ブラシの消毒は必要ありません。
歯を磨いたあと、流水下でよく洗って水を切り、乾燥させて保管することが大切です。
歯ブラシのケースなどに入れて濡れたまま放置しておくと細菌の繁殖の原因になります。
できれば毛先の部分を上にしてコップにたて、風通しのよいところに置いておくことがベストです。

歯ブラシの取り換え時期は個人の磨き方や製品の種類にも異なりますが、通常使用されているナイロン毛の場合、歯ブラシの後ろから見て毛が柄からはみ出してみえたら取り換えたほうがよいでしょう。
歯ブラシは長期間使用していると毛の弾力性が落ちて清掃効果が悪くなり、毛の部分に食べカスや歯磨き粉が残ってしまうなど不潔な状態になりやすいです。
1カ月に1本取り換えるのをおすすめしますが、長くても3カ月に1本は取り換えましょうね☆

 

 

 

『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。

柏市の歯医者 ウィズ歯科クリニック

https://www.with-dc.com/

04-7145-0002