『豆知識』健康な歯肉、炎症のある歯肉
こんにちは!
ウィズ歯科クリニック 本吉です(*^^*)
今回は健康な歯肉、炎症のある歯肉についてお話します☆
歯と歯を支える骨に付着しているのが歯肉です。
健康な歯肉は硬く引き締まって歯に密着しています。
歯肉の色は薄いピンク色ですが、血液の状態、皮膚の厚さ、タバコなどによるメラニン色素の沈着で茶色がかった色にもなります。
また、スティップリングと呼ばれるオレンジの皮に似た小さなくぼみは健康な歯肉の象徴でもあります。
歯と歯の間の隙間は満たしており、綺麗な三角になっています。
一方、炎症のある歯肉は少し赤みがかった色になり、軟らかくぶよぶよしています。
炎症し、腫れるとスティップリングというつぶつぶはなくなります。
また歯と歯の間は隙間ができ、先端は丸みを帯びてきて歯ブラシ等で少し触るだけでも出血してきます。
これを歯肉炎といいます。
炎症が起こった原因としては、お口の中の細菌が歯に付着してプラークと呼ばれる細菌のかたまりをつくり、このプラークが歯肉に炎症反応を引き起こすとされています。
さらに炎症が進むと歯周炎になっていきます。
歯肉がどんどん退縮し、歯を支える骨が吸収され、歯の根っこが見えるほど歯肉が下がります。
歯周炎がひどくなると歯がぐらぐらしてきて、そのまま放置しておくと歯が抜けてしまいます。
また、歯ぎしりやくいしばりなどかみ合わせの問題や強いブラッシングによって歯肉が下がってしまう歯肉退縮やロール状に腫れるフェストゥーン、裂けた溝状のクレフトなども起こります。
歯肉に異常が出たり、出血してきたら要注意です。
クリーニングを行うことで歯肉の炎症は治まり、元の健康な歯肉に戻ります。
それと同時に正しいブラッシングを知り、無理のない歯磨きをしていきましょう。
『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。
柏市の歯医者 ウィズ歯科クリニック
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