【症例】親知らずの抜歯(下顎)

 

保育士による託児サービスのある歯医者、ウィズ歯科クリニックです。

 

今日は開院以来お問い合わせの多い親知らずについてです。

 

他院にて、抜歯できないので大学病院等での紹介依頼状を受け取ったが、行くのが面倒だったり、予約が取りづらいといった方も多くいらっしゃています。

 

そこで当院行っている親知らずの抜歯についてご説明させて頂きます。

 

 

上の写真では親知らずだけでなく、手前の歯も虫歯になってしまっています。

 

このように悪さをしてしまうようであれば、抜歯する必要性が出てきてしまいます。

 

そもそもなんで「親知らず」なのか?

 

専門的には、智歯、第三大臼歯ともいわれ、大体20歳前後で生えてきます。

 

これは平均寿命が50歳にも満たない時代に遡りますが、生えてくる20歳の頃には親は亡くなっているためこの名前が付いた、というのが由来と言われています。

 

固いものを咬まなくなった現代人は顎が細くなり、成長後に生えてくる親知らずは、まっすぐしっかりと出てこれません。

 

このため、しっかりと清掃ができずに虫歯になったり、腫れたり、口臭の原因になったり、歯並びに悪影響を及ぼしたりと、様々な悪さをしてしまいます。

 

まっすぐ生えていて、清掃もしっかりできていれば、抜歯は必要ありません。

 

じゃあ真横になっているものをどうやって抜くの?

 

局所麻酔をしっかりと効かせてから、歯の頭を分割して根を取り出していきます。

 

 

このような形で出てきます。

 

 

上記のようなまっすぐな親知らずは、分割せずに抜歯できます。

 

ただ、骨や歯肉がかぶってしまっている場合は、切開や分割が必要になります。

 

下は当院で抜歯してきた症例です。

 

 

抜歯後は、生え方や術前の炎症の状態、体質によって大きく異なりますが、基本的には

 

腫れ

痛み

口が開きづらい

唾を飲むと痛い

 

等の症状が3日から1週間、長いと2週間程続くこともあります。

 

抜歯までの流れとしては、初診でレントゲンや口腔内診査を行い、抜歯方法とリスクの説明を行います。

 

歯石や着色が多い場合は2回目にお掃除を行います。

 

この後に時間をとって抜歯となります。

 

生え方によって、抜歯時に必要となる時間が大幅に異なるのと、十分な診断と説明が必要となってきます。

 

そのため基本的に初診時での抜歯は行っておりませんのでご理解ください。

 

次回、抜歯が困難な症例等ご紹介させていただきます。

 

 

千葉県柏市ウィズ歯科クリニックでは口腔外科認定医による親知らずの抜歯を行っております。

詳しくはこちらをご覧下さい。

https://www.with-dc.com/oyashirazu.html

 

 

『歯の痛み』はもちろんのこと『ホワイトニング』『インプラント』から『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』など、先端治療と快適な医院空間で幅広い年代層の方に満足していただける医院を創ります。

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