インプラントが抜けてしまった場合の対象方法
こんにちは!イオンモール柏の向かいにございます、ウィズ歯科クリニックです。
インプラントの不具合で、少ないケースではありますがインプラントが抜けてしまったということがあります。
そこで今回はインプラントが抜けてしまった時の対処についてご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
【どの部分が外れたか確認しましょう】
インプラントは基本的に3つのパーツからできています。
外れた部分によって対処の方法が変わってきます。
一番上の被せ物の部分にあたる『上部構造』、被せ物とインプラント体をつなぐ土台の役割をする『アバットメント』、あごの骨に埋め込まれている『インプラント体』があります。
【上部構造の被せ物の場合】
上部構造の被せ物が外れても、あごの骨に埋め込んでいるインプラントやアバットメントに問題ないと対処しやすいといえます。
インプラントは被せ物をつける時にきちんとした手順で行う必要があり、自分で無理に戻すと外したくても外すことができない場合やインプラントに負担をかけてしまうことがありますので歯科医院を受診するまではインプラント部分は触らないようにし、外れた被せ物は持参するようにしましょう。
【アバットメントの場合】
土台であるアバットメントと被せ物は繋がっているので、アバットメントが外れると一緒に被せ物も取れています。
アバットメントの下のインプラント体がそのまま出ているとインプラント体が細菌感染などのリスクがあるのでできるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。
その時もアバットメントと被せ物は持参することをお願いしています。
そのまま使用できる場合もありますが被せ物が欠けている場合やアバットメントが折れている場合には新しく作りなおしが必要なこともあります。
【インプラント体の場合】
インプラント体が抜けた場合は良くない状況です。
抜ける原因はインプラント周囲炎やあごの骨が減っているなどありますが、まず歯科医院で処置することが大切です。
抜け落ちたインプラントを自分で戻そうとすると、感染や不具合の原因になるので絶対にやめましょう。
インプラント部分は触ると炎症の原因にもなるのでそのままにしておきましょう。
炎症などを起こしてしまうとインプラントが戻せないケースもあります。
インプラント体と被せ物とアバットメントをすべて保管してお持ちください。
どの部分だとしても、無理に戻そうとせず保管してください。
インプラントは外れたままにしていても元には戻りません。
せっかく埋入したインプラントが取れるなどの不具合の場合には、原因や対処法もすぐにわかりますのでインプラント治療を行ったかかりつけの歯科医院を受診してくださいね。
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