オールオン４　50代女性インプラントを利用したブリッジと自費の入れ歯で噛み合わせを回復した症例

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【症例】下顎オールオン４　50代女性インプラントを利用したブリッジと自費の入れ歯で噛み合わせを回復した症例

【症例】下顎オールオン４　50代女性インプラントを利用したブリッジと自費の入れ歯で噛み合わせを回復した症例

　　　　　　　 治療前　　　　　　　　　　　　　　　　　　治療後

カウンセリング・診断結果

こんにちは。千葉県柏市イオンモール柏向かいにある、ウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会認定医、院長の佐藤です！

50代女性の患者様で「歯を全体的に治したい」とご相談いただきました。

拝見したところ、上あごに4本、下あごに3本の歯が残っていましたが、ガタガタと全てに揺れが認められました。
これらの歯を温存しつつ治療を行うと、全体的な見た目が悪くなる可能性があります。そのため、全ての歯を抜歯し、その後に歯を補う必要があることを説明しました。

行ったご提案・治療内容

抜歯に同意いただき、その後の治療として3つの方法をご提案しました。
1つ目は人工歯根のインプラントを4本埋め、それを土台にして橋渡しのように全ての歯を補う「オールオン4（フルブリッジ）」、2つ目はインプラントを数本埋め、そこに入れ歯を固定する「インプラントオーバーデンチャー」、3つ目は精密で適合が良い自費の入れ歯「金属床義歯」です。

患者様は「しっかり噛めるようにしつつも費用を抑えたい」とご希望されたため、入れ歯の安定が比較的得られやすい上あごは金属床義歯、入れ歯だと安定しにくい下あごはオールオン4を選択しました。

まずは下あごの治療から開始し、X線造影作用のあるマウスピース型の装置「ラジオグラフィックガイド」を装着してCT撮影を行いました。
ラジオグラフィックガイドは、歯のない部位に仮想の歯を配置した装置で、口に入れてCT撮影を行うことによりインプラント埋入位置の正確な診断が可能です。

CT撮影で得られたデータを基に、インプラントの埋入を的確に行うための補助装置「Nobelguide（ノーベルガイド）」を作製し、インプラント手術に臨みました。
手術は鎮静剤を点滴しリラックスした状態で行い、抜歯と同時にあごの骨の形を整える「ボーンリダクション」を実施してから、インプラントを埋入しました。
今回使用したインプラントは、抜歯直後でも高い安定性を誇る、Nobelbiocare（ノーベルバイオケア）社の「Nobelactive（ノーベルアクティブ）」です。

インプラント埋入後に上あごの抜歯を行い、下あごの仮歯と上あごの仮義歯を装着し、約1ヶ月後から噛み合わせや見た目の調整を進めていきました。
手術から4ヶ月後に上下の精密な型取りを行い、上あごの金属床義歯と下あごの最終的な被せ物を装着して治療を終了しました。

術後の経過・現在のご様子

治療後は上あごの入れ歯の調整を数回行い、問題なく噛めることを確認してから、3ヶ月ごとのメンテナンスに移行しました。
見た目も自然な仕上がりで、術後の痛みもなく良好に経過しています。
患者様にも「しっかり噛めるようになり、日常生活を快適に過ごせている」と大変お喜びいただいています。

この治療のリスクについて

・インプラントは外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・入れ歯は着脱式のため、食後の清掃が必要です
・慣れるまでは、入れ歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります

治療費用・期間について

治療費用：2,650,000円

治癒期間：6ヶ月

デンタルローンで　60回払いの場合

初月：56,060円　以降月々 50,900円

治療前

治療中

治療後

クリニックより

オールオン4は、インプラントを埋入した後すぐに仮歯を装着でき、手術直後から外見を気にせず日常生活を送ることができます。
ただし、仮歯の期間中はインプラントへの負担を最小限にするため、硬い物の摂取などには注意が必要です。
当院にはお口の総合的な治療に精通したドクターが多く在籍しています。どんな症状でも、お気軽にご相談いただければと思います。

当院では国際口腔インプラント学会（ISOI)認定医が三名在籍し、セカンドオピニオンや無料相談も受け付けおります。ご連絡をお待ちしております。